【COCOAR活用事例】焼津市ふるさと納税:AR動画付きポスター

年末になると駆け込みの申し込みで話題になることも多いふるさと納税関連のプロモーションで、COCOAR2を活用した事例がありましたのでご紹介します。

ARを活用したプロモーション企画をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ふるさと納税のPRにAR動画付きポスター

みなさん、納税してますか? 納税は国民の義務、わたしももちろん納めてますよ。
故郷を離れても育ててもらったふるさとに恩返しができる制度として始まったふるさと納税は、東日本大震災の被災地への寄付金で認知が拡がり、その後返礼品のお得さなどで注目が集まり、2015年に控除枠が約2倍になったことで、ますます利用者が増えています。

ふるさとを応援しいたいという気持よりも返礼品が注目されることも多く、賛否の声が色々ありますが、活用できるものなら、有効に活用したいのは消費者も自治体もいっしょ。
わたしも遅ればせながら(今年はじめて)利用させてもらいました。この年末は地域の味覚を味わってプチ贅沢を楽しみたいと思います。

そんなふるさと納税で、全国寄付金ランキングが2015年2位、2016年3位になっている人気の自治体・静岡県焼津市。そんな焼津市が12月28日までの期間、東京の都営地下鉄大江戸線にてふるさと納税キャンペーンを実施中です。

キャンペーンでは、焼津市出身で「やいづ親善大使」を務めるSKE48の青木詩織さんのかわいらしい笑顔が目を引く広告で車両一編成をジャックしている他、新宿駅・六本木駅・大門駅にはスマホで動画が見られるAR付きのポスターが掲示されています。

AR動画で親善大使が地域のグルメをご紹介

AR動画付きのポスターは、お酒の蔵元を紹介したものと焼津おでんを紹介したものの2種類。
ポスターをCOCOAR2でスキャンすると、青木詩織さんが焼津の味覚を紹介するスペシャル動画が見られます。

1つは、大きなカツオを抱いた和服姿の青木詩織さんがお酒の蔵元前で笑顔を送るポスター。
AR動画は、ポスターに写っている蔵元へ入るシーンから始まるのですが、写真とアングルが違いますし衣裳も違います。せっかく蔵元に入るシーンを演出するなら、ポスターとの連続性を持たせるともっとAR動画の良さが味わえるのではないかと思います。

もう1つは、飲食店でおでんを手に青木詩織さんがにっこりほほ笑むポスター(カツオもいる)。
こちらの衣裳はAR動画とポスター同じものでした。

2本のAR動画は、ポスターとの連続性がないのが少し残念でしたが、青木詩織さんが話しかけてくれるので一緒に旅行しているような気分を味わえました。また、出てくるお店の人も多分本当の人だろうなという雰囲気が感じられて、焼津に親近感が持てたと思います。

動画再生中画面には焼津市のふるさと納税サイトへのリンクボタンが設置され、動画の最後ではしっかりサイトへの誘導がされています。

 

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