【COCOAR活用事例】資生堂アクアレーベル:ARでクローズドキャンペーン

今日は化粧品のキャンペーンでCOCOAR2の活用事例があったのでご紹介します。

ARをプロモーションに取り入れたいとお考えの方は参考にしてみてくださいね。

ARで動画視聴&キャンペーンサイトへジャンプ

資生堂では8月に新発売した「AQUALABEL(アクアレーベル)オールインワン スペシャルジェルクリーム」のサンプルが当たるプレゼントキャンペーンを実施中です。

2017年11月17日〜12月30日の期間、抽選で5万名に「アクアレーベル オールインワン」の無料サンプル(オイルイン・モイスト 4日分)が当たるキャンペーンなのですが、応募には資生堂のWebサービス「ワタシプラス」の会員登録が応募条件となっています。

応募の手順は、Webから「ワタシプラス」の会員登録を行い、専用の応募フォームでキャンペーンや商品についてのアンケートに答えて申し込みます。

ここまでは、資生堂「アクアレーベル オールインワン」のWebサイト上で告知されている通常のキャンペーンですが、ここから先のキャンペーンに「COCOAR2」が活用されています。

当選者に送られてくるサンプルの台紙には「オールインワン」の特徴を表す「1品5役!マーク」がついているのですが、この「1品5役!マーク」を「COCOAR2」でスキャンすると“2つのオールインワンがもっと分かる動画”を見ることができます。

さらに、「1品5役!マーク」にはもう一つ役割があって、「1品5役!マーク」と「オールインワン スペシャルジェルクリーム」の商品パッケージを一緒にスキャンすると、「オールインワン スペシャルジェルクリーム」が100名に当たるキャンペーンの応募ページにアクセスすることができます。※応募期間:2017年12月10日〜2018年1月25日

ARで実現するクローズドキャンペーン

今回のプロモーションは、Webからの申し込みができるオープン型のキャンペーンと、当選者だけが参加できるクローズド型のキャンペーン、2段階の応募キャンペーンになっています。

この、“当選者だけが参加できる”という部分に「COCOAR2」が役に立っています。

動画の視聴や応募ページにアクセスするには当選者だけが手にできる台紙にある「1品5役!マーク」を「COCOAR2」でスキャンする必要があり、そのことによって参加者を限定することができています。

さらに、応募ページへのアクセスには「1品5役!マーク」と商品パッケージを一緒にスキャンする必要があるため、商品購入も期待できます。

サンプルの応募者という、もともと商品に関心が高いターゲットに対して、ARとプレゼントを組み合わせてアプローチを重ねていく、波状攻撃的なプロモーションですね。

 ARを活用したアプローチの波状攻撃
 1.AR動画で商品を理解してもらう。
 2.サンプルで商品の良さを実感してもらう。
 3.ARを使ったプレゼントキャンペーンで商品購入を促す。

もうひとつ、今回のプロモーションでARが役に立っている部分として、「1品5役!マーク」や商品特徴の周知があるのではないでしょうか?

ARマーカーに「1品5役!マーク」を使うことで、サンプルを手にした人が「1品5役!マーク」に触れる機会が格段に増えています。

「1品5役!マーク」は商品の特徴である、クリーム・乳液・化粧水・美容液・マスクという5つの役割をデザインしたマークですが、このマークに触れる機会が増えることで、より商品の特徴とメリットを理解できるようになっている気がします。

ARといえば資生堂は、「カラーシュミレーション」というアプリも提供しています。

「カラーシュミレーション」はアプリのカメラで顔を映すと、選択したメイクのイメージを重ねて表示することができるので、購入前に資生堂のメイク商品を試すことができます。

映し出した画像(顔)にデジタルデータ(メイク)を重ねるタイプのARアプリですね。

「カラーシュミレーション」については、また別の機会にご紹介したいと思います。

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